@ゲー単走部

ローグライク雑記。変愚蛮怒、DCSSなど。

DCSS 各種族の紹介・雑感(1)

ここ一年くらいDCSSばっかりプレイしていて、猫とタコ以外の24種族はすべて脱出記録が作れました(猫とタコは自分の腕だと群を抜いて脱出が難しい)。

ので、各種族の簡単な紹介・雑感などをまとめてみたいと思います。

できれば難易度ランキングとか強弱ランキングとかつけたら面白そうなのだけれど、これは何を基準にするかによって全然変わってきてしまうから、一概には書けない。

だから、今回はあくまで種族の強弱やら難易度やらはあまり考えず、雑感だけを記していこうかと思っているのですが、それでも、バランス壊しまくりに強い種族だけは特筆しておきたい。

私が、DCSSでバランスを壊しまくりに強いと考えている種族は、

Vine Stalker, Gargoyle, Formicid, Demonspawn の4つです。

今日紹介するのもこの4つだけ。

この4つだけは先に紹介させてくれ。

 

(1) Vine Stalker(VS)

スキル13縛りの定番ことVS。個人的には、現在DCSSでもっともバランスを壊している種族だと考えている。

というのは、火力も防御力もおかしすぎる。攻防一体で、そのどちらもインチキレベルなのだから、まさにバランスぶっ壊れ。

火力=追加攻撃が強すぎる。Fangs_level×2 + XL/3。Lv27なら+15の追加攻撃というわけだ(別途AC軽減は入るようだ)

防御=守護霊がついていて、ダメージをMPで肩代わりしているのだが、敵を殴ったときにMPが回復する。敵を攻撃すると、ダメージの肩代わりをするMPが回復するというのは、やっていることは、ほとんど吸血攻撃に等しい。クイブレもって殴り合えば、1ターンでとてつもないMPが回復する。あとregen3もついている。

何度も書くけど、完全にインチキ極まりない種族。

そして、それだけインチキ性能ならプレイの幅は狭くなるように作られているのかというと、全然そんなことはない。装備制限はないし魔法も使えるし暗殺もできる。

要するに、制約は大したことがないのに(ちょっと回復薬やワンド使えないのと、見た目HPが低く見えるだけ)、インチキな攻撃・防御性能を誇っていて、さらにプレイの幅も広い。

頭おかしい。

(2) Gargoyle(Gr)

こちらも言わずとしれたバランスブレイカー。毒免疫・絶縁・腐敗耐性・苦痛半減・rN一枚がついていて、レベルアップでどんどんACが上がっていく。最終的にはAC+20される(GDRもついてくる)。

とにかく防御力が高すぎる。防御力を確保するのに必死になるゲームでこのアドバンテージは非常に大きい。他種族より100歩くらいはリードしてる。

なお、HP-20%は一見デメリットのように見えるけれども、mega-zigに乗り込むまでは何のペナルティにもなっていないのが現実。

(3) Formicid(Fo)

前にゆっくり信仰のススメで紹介した種族。

常時停滞という非常に大きいペナルティを抱えているので、ゆっくりで欠点を補完するのがオススメ。

両手武器と盾の両立を可能とするというインチキ性能。火力も防御もどちらもほしいゲームで攻防一体なのはあまりにも大きいアドバンテージ。

その他にも、穴を掘れたり敵を感知できたり霊視を持っていたりと、様々なcrazyな特性を付与されている。

にもかかわらず、経験レベル・スキルレベルともに成長速度が異常に速く設定されているのである。

レベルアップ速度は人間と同じで、戦闘適性+1、詠唱適性0、隠密適性+3、盾適性+2と、非常にいかれた成長速度なのがわかる(念のために説明しておくが、詠唱適性は-1が標準である)。

後述するDemonspawnが、crazy特性の代わりに成長速度がボロボロという欠点を抱えているのとは非常に対照的だ。

常時停滞という欠点をゆっくりで補ったFoはまさに無敵の強さを誇るといっていいだろう。

(4) Demonspawn(Ds)

無印から続く名物種族。特性として、レベルアップを重ねるごとにどんどん変異が増えていく。

この変異が非常に強いものばかりなのである。色々紹介したいのだが、説明が面倒なのでcrawl wikiあたりを参照するか自分でプレイして確認してほしい。

欠点は成長速度が、レベル・スキルともに非常に遅いことだ。

だが、無信仰プレイでもしない限りは、信仰でこの欠点を葬り去ることが可能なので、純粋に特性である強変異祭りだけを楽しむことが容易だ。

逆に言うと、無信仰にすると、成長速度の遅さという欠点が仕事をし始めてきて、バランスが取れている種族になる。

個人的には無信仰Dsは割とオススメ。神の加護など頼らず、変異による自力だけを信じて是非戦ってみてほしい。