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@ゲー単走部

ローグライク雑記。変愚蛮怒、DCSSなど。

なぜ私はFire Stormを使いたがらないのか

挑発的なタイトルで、少しDCSSの妖術師ビルドについて考察してみる。

 

<定義>

便宜上、最終的に妖術スキルを20以上に上げて、かつLv9の破壊的魔術を習得し、破壊的魔術を主体に戦うビルドを妖術師ビルドと呼称しておく。

典型例でいうと、DECjみたいなビルドがイメージされる(もちろん、このスタートからでも妖術主体で戦わなくてもよいが、あくまで一般的には妖術をメインに戦うであろう)。

あと、ここで「破壊的魔術」といっているのは、TornadoやShatter、Lee's Rapid Deconstructionのように、妖術領域には含まれないものの攻撃魔法であるのは確かであり、Vehumetによる成功率補正がかけられるもののことを指している。

 

<炎? 氷? 地? 風?>

妖術師ビルドをやるときに決めないといけないのは、最終的には何を目指すかというルートである。これはプレイの前に決めるかもしれないし、プレイしている最中に引きを見ながら決めるかもしれない。

 

別に高レベル破壊的魔術などなくともルーンコンプは余裕だが、そんなことを言っているとこの記事を書く意味がなくなってしまうので、とりあえず高レベルの破壊的魔術を主体に戦うことを前提に話を進める。

 

・炎の高レベル魔法

Fire Storm(Conj/Fire Lv9)

・氷の高レベル魔法

Glaciate(Conj/Ice Lv9)

・地の高レベル魔法

Shatter(Earth Lv9)

Lehudib's Crystal Spear(Conj/Earth Lv8)  以下長いのでLCSと略記

・風の高レベル魔法

Tornado(Air Lv9)

Chain Lightning(Conj/Air Lv8)

 

Lv8以上を高レベルとするなら、こんなところだ。妖術師ビルドにおいて、どれを最初に取得するLv9スペルとするのか、どれを主体に戦うのか。

(もちろんプレイ中に引けない魔法は使えないので、引いているものから選ぶしかない。全部引いている前提でどれにするかを考えたい)

 

<最も一般的なルートは>

強力な範囲攻撃である炎ないし氷の最終攻撃魔法を取得し、それを主軸に戦いながら、何らかの無属性攻撃も確保する、というのが最も一般的な妖術師の有り様である。

<例>

例えば、「炎術師、地魔法使える」(Fire Stormによる範囲攻撃+LCSによる単体無属性攻撃+おまけでShatter)みたいなやつ。この「炎術師、地魔法あり」タイプは、自分の知る限り、昔のDCSS(ver0.13以下)では最もスタンダードなタイプの妖術師であった。範囲攻撃+無属性という意味では、「氷術師、他に何か使える」でもよさそうに見えるが、自分の知る限り、昔のDCSSではそのタイプは非常に珍しかった。

 

なぜかというと、昔の氷魔法の最終奥義は、Glaciateではなく、Ice Stormだったから。このIce Storm、非常に使い勝手が悪いスペルであった。そのため、ver0.14において、Glaciateにbuffされたという経緯がある。

 

<Ice Stormの使い勝手>

どこが使い勝手が悪かったかというと、攻撃範囲である。Fire Stormがスマイトターゲット型で、比較的お手軽に思ったところに撃ちやすい魔法なのに対して、Ice Stormはそうではなく、たとえるならFireballのような攻撃範囲の魔法だった。

 

視界の端まで通るわけもなく、かといって中距離の殺したい敵まで射線が通っている保障もなく、近距離の敵相手には自爆の恐れがある。耐性貫通率が高いというメリットはあるにせよ、攻撃範囲という意味での使い勝手が悪く、Fire Stormとの相対比較では非常に不人気だったのである(しかもFire Stormは、おまけでfire vortexを発生させ、敵の射線を切ることができた。@の射線も切れるが、Fire Stormはスマイトターゲットで攻撃できる魔法なのでただただ@に有利)。

 

<Glaciateの使い勝手>

一方で進化したIce StormことGlaciateであるが、これはIce Stormの攻撃範囲が大幅に改善されている@を中心に、中距離までの広範囲な部分をターゲットとしているため、殺したい敵には大体当てることができる。視界の端までは通らないが、中距離までの攻撃範囲の広さはFire Stormを軽く凌ぐ広さであり(ただし、@から遠い攻撃範囲への威力は、@から近い攻撃範囲と比べて減衰処理がかかっている)、しかも自爆の心配もない。これで耐性貫通率も高いのだからもはや万能無敵の強さといっていいだろう……と個人的には思っているのだが、海外勢的にはFire Stormと比べるとそこまで評価は高くないようである。スマイトターゲット+視界外攻撃可能+おまけのvortexの評価がやはり高いようだ。

 

<Fire Storm vs Glaciate、結局どっち?>

領域の総合評価としての火 vs 氷ではなく、あくまでFire StormとGlaciate単体で見たときの比較であるが、個人的には攻撃範囲・耐性貫通率ともに満足のいくGlaciateを強く推しておく

 

Fire Storm、スマイトターゲットやら視界外攻撃可能やらで強いのは間違いないのだが、耐性もち相手や近距離戦闘で非常に使い勝手が悪い

 

・耐性もち相手

OoFの群れなど最悪である。Hell Sentinelの群れも辛い(おまけのvortex発生の利点を考えてもMP効率が悪い)。

curse toe相手にFire Storm連打で殺しきれずに混乱でハメころされてからは、Fire Stormの耐性貫通率45%は低すぎるとしか思わなくなっている。

 

・近距離戦闘

旧Ice Stormではないが、近距離戦闘では自爆の恐れがある。特に最近Square LOSが導入された関係で、以前に存在した「近距離の敵を自爆せずに叩けるターゲットポイント」が失われたらしい(原理は正直よくわからない)。

そもそも術師で近距離戦闘をするなといわれても、Vaults:5やらHellの敵湧きなど、正直ある程度の近距離戦闘は避けられない

 

Fire Stormのこれら2つの欠点を解消するポイントはただ一つ、Fire Storm以外のスペルを取ることである。

LCSかIron Shotを取得し(OoDは近距離戦闘が不得手なので解答になりづらい)、近距離の群れ対策としてBolt of Fireも残しておく。あるいはいっそTornado取得に走る。

これくらいが対策だろう。実際、ver0.13までの火メイジはそのように対処していただろう。

 

炎術師が欠点を解消するのに、炎以外の魔法に解答を求める一方、氷術師はどうするか。

 

簡単である。

 

Glaciate!  Glaciate!  Glaciate!  Glaciate!  Glaciate!...

 

これでおしまい。耐性貫通率が高いから無属性攻撃など正直必要ではない。近距離戦闘も余裕なので他の魔法も正直要らない、もちろんあった方が楽ではあるけど。

視界の端まで届かないのはもちろん欠点だけれど、正直それで困る場面の数は、炎術師が近距離戦闘で辛い目をする場面よりは少ない(自分の経験上は)。

なんならDarknessで視界を狭めておけば、視界の端までGlaciateが届くようになるので、これがほぼ完全な解答になっている

 

っつうわけで、Glaciateは非常にお手軽で楽ちん。最終的にはGlaciate以外要らないから。まさにゆとりスペル、術師初心者にオススメできる。

 

<余談>

・・・といいつつ、DEでGlaciate主体のビルドとかやると、結局趣味でShatter取ったりするんですけどね。Iron Shotはほぼ確実に取るし、趣味でLCSを取ることもある。

http://lazy-life.ddo.jp:8080/morgue/radinms/morgue-radinms-20160903-054840.txt

http://lazy-life.ddo.jp:8080/morgue/radinms/morgue-radinms-20150713-043914.txt

だったらFire Stormでもいいじゃん、と言われれば、まあ確かにそうなのかもしれない。

 

適性的に趣味ShatterやらLCSがきついビルドこそ、Glaciateが輝くのだけれど、まあそういうビルドはGlaciateの安定すらきつくて、Tornadoが一番現実的な解になるというのはなんとも。