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@ゲー単走部

ローグライク雑記。変愚蛮怒、DCSSなど。

DCSS 徒手格闘 in 0.17

DCSS Roguelike

通常RPGでは、敵と殴りあうには武器を持つのが普通ですが、あえて武器を持たずに殴る、いわゆる徒手格闘という選択があります。

ただ、徒手格闘の専用の訓練を受けていない職が素手で戦っても、武器を持たないだけ純粋に攻撃力は弱いです。徒手格闘専用の職でどうぞってことですね。

たとえば、DQやFFでも、通常の戦士という職は素手で戦っても攻撃力はほとんど出ません。それに対し、武闘家やモンクという徒手格闘専用の職が用意されていて、そいつらは素手ないし限定された装備(爪など)で戦うことになっています。

レベルが高くなってくると、通常の戦士より火力が高くなる、というのが通常のRPGでの定番の設定ですね。

例えばDQ3の武闘家なら、高Lvでは会心の一撃が出る確率が非常に高く設定されている。
DQ4のアリーナなら、キラーピアスという2回攻撃が可能な装備もあって、運がよければ会心を連発したりできる。
FF3でも、熟練度最高なら、モンクや空手家の一撃はものすごいダメージになるらしい。

DQやFFから離れて、変愚(久しくプレイしてませんが)を見ても、修行僧の極まった一撃はすごく強い。

騎兵の対邪へヴィ・ランスや高ダイス理邪武器などの武器と比較してどちらがダメージが高いのかは知りませんが、朦朧耐性すら貫通する強制朦朧つき打撃がただのインチキなのは言うまでもないでしょう。

要するに、極まったらものすごく強く設定されているのが大抵のRPG徒手格闘なんです。

その代わりといってはなんですが、ペナルティとして、モンクや武闘家といった職は、装備制限が厳しく、防御力の確保が難しい場合が多いです。

たとえば変愚の修行僧なら、装備制限のせいで中盤は結構耐性パズルに苦しむことも多い。
FF3のモンクは、物理・魔法ともに紙装甲。ぶっちゃけただの地雷職です。
DQ3の武闘家については、成長すれば戦士より強いといっていいです(ただし、女に限る)。素早さが守備力に関係するシステム上、素早さが高い武闘家は防御力も比較的確保できます。ただ、終盤に光のドレスを手に入れるまでは、ブレス攻撃への耐性はスカスカです(魔法への耐性はマジカルスカートでいいのですが)。ただ、低レベル進行が当たり前のRTAではまず使われることはありません(低レベル・最速攻略狙いでは、低レベルでもHPを確保でき、装備も簡単に手に入る戦士の方が強い)。

さて本題、DCSSの徒手格闘について説明していきたいと思います。
「極まったら強い、ただし装備制限による紙装甲は覚悟しよう」というのが上で説明したRPGでの徒手格闘でした。

DCSSでも徒手格闘は極まったら強いのは同じなのですが、その他が微妙に違います。

DCSSの徒手格闘を簡単に説明すると、次の3点に凝縮されると思います。

・「変異術を使うと極めなくても強い、極めたら火力最強、ただし一部の変異術は脆いのに注意しよう」 「一部の変異術は攻防一体で事実上の最強スペルなので弱体修正が必要」
・「変異術を使わなくても極まったら強い、ただし極めるまでは火力が雑魚なのは覚悟しよう、極めても他に強い武器があるのも覚悟しよう」
・「一部の種族は素手火力にボーナスあり」

(1) 変異術を使う場合

DCSSはクラス制でなく、スキル制のゲームであることは、これまでに何度も説明してきた通りです。
普通のRPGみたいに、戦士と武闘家で、素手の火力が全然違う、なんてことはありません(ただ、一部の種族に火力補正があるのは確か) 。

変異術さえ使えば、誰だってインチキな火力を出せます。普通に武器を振り回すビルドで序盤を抜けながら、変異術を見つけたら、素手にコンバートなんてこともできます(実際やったことがあります)。

変異術が見つかるのか、という問題はあるのですが、攻防一体で事実上の最強スペルであるStatue Formは複数の本に収録されていることもあり、かなりの高確率で入手できます。

Statue Form、正直弱体修正不可避だと思うんですが、最近むしろEV-10のペナがなくなって強化されているという……。開発が何を考えているのかさっぱりわからないです。

あと、火力は高いけれども脆くなる変異術はDragon Formです(火力最強)。ぶっちゃけStatue Formで十分強すぎるので、使い道はほとんどないです。

(2) 変異術を使わない場合
変異術を使わなくても、素手27は強いんですが、その過程が大変過ぎます。ぶっちゃけ割に合わない
というのは、スキルが低いうちは素手はかなり弱い。スキルがそこそこ乗ってきたらそこそこ強いけれども、他の修正値つきの良エゴ武器に負ける、という事情があります。なので、変異術を使わずに素手一本で勝ち切るのは結構大変。

じゃあ変異術使えばいいやんって話ですが、変異術師という開始職は正直言って序盤凄く弱い
正直、変異術師でスタートして素手一本で戦うより、普通に武器を振り回しながらStatue Formの降臨を待つ方が安定するでしょう(スキルは無駄になりますが)。

さて、序盤中盤の素手が弱いという話は一旦おいておき、素手27がどう強いのかを説明します。

素手スキル27で、盾をはずしてオフハンドパンチ(追加攻撃の一種)を機能させると、氷結/火炎トリソより強い火力が出せます。
盾をもってオフハンドパンチをなくしても、分断トリソ程度の火力が出せます

これが素手の強みなのですね。
スキルカンストすると最上級の両手武器より強いぜ、という点だけだとインパクトが薄いように思われますが、
盾を持ちながら最上級の両手武器に匹敵する火力を出せるんだぜ、と言うと、攻防一体ですごく強いように聞こえます。

ただし、注意しなければいけないのは、今"最上級"と説明した武器で想定しているエゴは、殺戮エゴ(与ダメ1.167倍)やら火炎/氷結エゴ(与ダメ1.25倍)といった標準的なエゴだという点です。

"最上級武器"のエゴを早業(攻撃速度1.5倍)や神罰(与ダメ1.75倍)に変更すると、今言った"素手の強み"とやらは一瞬で崩れ去ります。

盾なしでオフハンドパンチを機能させ、火力を最高にした素手でも、盾あり++9 scourge/eveningstar(holy)と火力はほぼ同じ(Fighting20, Str20, Dex20でHell Sentinelを相手にfsim)という事実を見ると、素手が哀れになってきます。

如何に神罰や殺戮修正値が重いか、よくわかる結果です。

ただ、逆に言えば、これは神罰が強いというだけのお話なので、神罰を持てない種族(血族やグールなど)で殴り火力を最大化したければ、(変異術なしでも)素手を選ぶのは十分に理に適っています。
もちろん早業トリソの方が火力はあるんですが、早業の入手なんて神罰以上に現実的じゃないですからね。

(3) 素手火力のバランスを変える爪変異
素手一本で勝ちたいけど、変異術を使わない素手は序盤中盤弱い、終盤も微妙、変異術を使おうとしても、変異術師は序盤弱い。さてどうしよう。
そんな貴方に救世主が! そう、我らがトロル君です!

トロルは何とclaw3がついてるんです。爪の3ランク。ベースダメージが+6されるので序盤から恐ろしく強い。
爪が生えていない普通の種族だと、素手を極めて盾を持っても分断トリソ程度の火力しか出せませんが、トロルなら盾を持っても殺戮釘バット程度の火力は出せますよ!
流石トロルだぜ!! (中盤紙装甲で簡単に死ねるのは置いておこう

トロルの他に爪が生える種族は、グール(claw1,素手適性+1)と運よく爪を引いた血族(最終的にclaw3,素手適性-1)ですね。
爪が生えると序盤から火力が高くて、終盤も無茶苦茶強い(流石に神罰釘バットみたいな文字通りの最上級の両手武器には負けますが・・・)。


おまけ
ぶっちゃけMiTmからCheiを信仰するビルドが一番楽で強いと思ってます。
・頭突きが強いので、変異術がなくても序盤をかなりの高確率で抜けられる
・ゆっくり頭突きが強いので、変異術がなくても中盤をかなり楽に抜けられる
・ゆっくりブーストが強いので、そのうち変異術が使えるようになっている。大幅火力アップ!
MiTm Chei、是非お楽しみあれ。